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掲示板法語集その1
当時このごろ、ことのほかに疫癘とてひと死去す。
これさらに疫癘によりてはじめて死するにはあらず。
生まれはじめしよりしてさだまれる定業なり。
さのみふかくおどろくまじきことなり。
（蓮如上人『御文』）
生のみが我等にあらず
死もまた我等なり
（清沢満之）
聞法は死の準備ではなく
生の糧である
これまで生きてきたことの 意味を自分に問うとき
いつも独りではありませんでした。
私は誰かとの出会いの中で私でした
あなたに感謝します。
（祖父江文宏）
損か得か 人間の物差し
嘘か誠か 仏さまの物差し
（相田みつを）
嘘か誠か 仏さまの物差し
（相田みつを）
朝は希望に起き
昼は努力に生き
夜は感謝に眠る
昼は努力に生き
夜は感謝に眠る
迷いとは 心が二つになること
悟りとは 心が一つになること
仏法は 賢くなる道と思っていたが
愚かさに気づかされる道でした
私はしばしば仏を忘れるが
仏は私を忘れない
拝むとは
拝まれていたことに
気づき醒めること
（高光大船）
喜寿 米寿 卒寿 白寿 何のその
我は無量寿 南無阿弥陀仏
我は無量寿 南無阿弥陀仏
うちの家族は サボテン家族
それぞれみんな トゲはあるけど 水いらず
本願の名号は
生ける言葉の
仏身なり
（曽我量深）
本当のすくいとは
自分勝手な決めつけから
開放されることです
（一楽真）
自分勝手な決めつけから
開放されることです
（一楽真）
何のために生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ
（アンパンマンの歌）
答えられないなんて そんなのは嫌だ
（アンパンマンの歌）
煩悩に 正月休み無し
私という字の中には
仏という字が住んでいる
腹立てば 鏡を出して 顔を見よ
鬼の姿が ただで見られる
腹が立つときゃ ブツブツ申せ
ブツはブツでも 南無阿弥陀仏
安心して 心配しなさい
（竹下哲）
生活の中で 念仏するのではなく
念仏の上に 生活がいとなまれる
（和田稠）
念仏の上に 生活がいとなまれる
（和田稠）
いつも誰かに お世話になっている
いつも誰かに 迷惑をかけている
いつも誰かに 迷惑をかけている
手を合わす 心にいつも 仏さま
み仏に
どちらを向いても
拝まれている私
（廣海和代）
（廣海和代）
念仏するは 仏恩の御ことを
聖人の御前にてよろこびもうすことなり
（『蓮如上人御一代記聞書』）
（『蓮如上人御一代記聞書』）
ご縁をいただいて 生かされているのでなく
ご縁が私となって 生きているのだ
（小川一乗）
ご縁が私となって 生きているのだ
（小川一乗）
生かさるる いのち尊し けさの春
（中村久子）
（中村久子）
大悲無倦の夜が明けて
大悲無倦の陽を迎う
（金子大榮）
大悲無倦の陽を迎う
（金子大榮）
善人も悪人もひとしく 求道の親しき友である
（九条武子）
（九条武子）
苦しみも 悲しみも
自分の荷は自分で背負って歩かせてもらう
わたしの人生だから
（東井義雄）
自分の荷は自分で背負って歩かせてもらう
わたしの人生だから
（東井義雄）
天命に安にじて人事を尽くす
（清沢満之）
（清沢満之）
今日の今を生きよ 生きぬけよ
（種田山頭火）
（種田山頭火）
いのちより大事な 価値あるものを宗教と言う
（田中雅博）
（田中雅博）
仏法を聞くということは、
世間の常識をかなぐり捨てることです。
（蓬茨祖運）
世間の常識をかなぐり捨てることです。
（蓬茨祖運）
明日死ぬかのように生きよ
永遠に生きるかのように学べ
（ガンジー）
永遠に生きるかのように学べ
（ガンジー）
泣いている子を慰めるには
一緒に泣くに限る
（金子大榮）
一緒に泣くに限る
（金子大榮）
世界がぜんたい幸福にならないうちは
個人の幸福はあり得ない
（宮沢賢治）
個人の幸福はあり得ない
（宮沢賢治）
一度きりの尊い道を
今、歩いている。
（榎本栄一）
今、歩いている。
（榎本栄一）
み仏は
我の凡夫にもなれぬ
私をすくいたもうや
我の凡夫にもなれぬ
私をすくいたもうや
生きる喜びに
めざめさせてくださるのが
ほとけさま
（東井義雄）
深い悲しみ
苦しみを通してのみ
見えてくる
世界がある
（平野恵子）
苦しみを通してのみ
見えてくる
世界がある
（平野恵子）
これからではない
今の己の生かされている
み仏様を
おかげさま
今の己の生かされている
み仏様を
おかげさま
人間は
闇の自覚なしに
光の自覚があろうはずがない
（高光大船）
人間にとっての本当の死とは肉体の死ではない。
残された人がその人のことを忘れた時、
残された人がその人のことを忘れた時、
人は本当に死んでしまうのだ
思いのままに生きている時には
思い以上のことには出会えていない
「浄土」とは目的地ではなく道である
忘恩に気づくとき報恩がはじまる
「これまでが これから を決める」のではない
「これからが これまで を決める」のだ
（藤代聡麿）
わたし「が」仏教「を」学ぶのではなく、
仏教「に」わたし「を」学ぶ
（信国淳）
仏教「に」わたし「を」学ぶ
（信国淳）
「貧欲・瞋恚・愚痴」
わかっちゃいるけどやめられない
（植木等）
わかっちゃいるけどやめられない
（植木等）
毒死列島 身悶えしつつ 野辺の花
（石牟礼道子）
（石牟礼道子）
「また明日」言葉の重みを 今知った
「明日」はあたりまえじゃないから
（気仙沼高校文芸部員）
「明日」はあたりまえじゃないから
（気仙沼高校文芸部員）
わたしはラッキョ
皮ばかりで真がない実がない
一皮むけば 欲の皮
二皮むけば ウソの皮
三皮むけば 化けの皮
（川村妙慶）
皮ばかりで真がない実がない
一皮むけば 欲の皮
二皮むけば ウソの皮
三皮むけば 化けの皮
（川村妙慶）
おれがこの世を、この国を、この町を、と叫ぶ「ド・エライ人」たちがいる。
いちばん危ないのは、人間の奢り、高ぶり
自分に優しくて
思いやりがあって
平等の心を持っていると
もし、お思いであるなら
その人はもう「人間」ではありません
もし、お思いであるなら
その人はもう「人間」ではありません
（平野修）
「人」という文字は教えます。
しっかり支え合ってこそ「人」なのだと。
しっかり支え合ってこそ「人」なのだと。
おのれひとりの勝手は、「人でなし」というのです。
太陽は、夜が明けるのを待って昇るのではない。
太陽が昇るから夜が明けるのだ
（東井義雄）
根を養えば、樹はおのずから育つ
（東井義雄）
（東井義雄）
何が起こるかわからないこの人生を、
何をしでかすかわからないこの私が、生きている
何をしでかすかわからないこの私が、生きている
互いに憎しみ傷つけ合う世界を「地獄」という
（東本願寺の法語行灯）
花には人間のようなかけひきがないからいい
ただ咲いて、ただ散ってゆくからいい
ただになれない人間のわたし
（相田みつを）
ただ咲いて、ただ散ってゆくからいい
ただになれない人間のわたし
（相田みつを）
人間の欲望は、品切れすることはありません
（東本願寺の法語行灯）
（東本願寺の法語行灯）
辛いという字を 一つ乗り越えると
幸せという字になる
幸せという字も 一つ踏み抜けば
辛いという字になる
辛いも幸せも 願いは一つ
平穏 この偉大なる日々の
何と尊き
幸せという字になる
幸せという字も 一つ踏み抜けば
辛いという字になる
辛いも幸せも 願いは一つ
平穏 この偉大なる日々の
何と尊き
「私は運転が下手くそだ」
その人こそ事故を免れる人…免許
「私は人の支えで生きている」
その人こそ自分を生きる人…自立
すべての生きとし生けるものと共に
自分が支えられて
生きることに気づけば
自ずとお返ししようという気にもなる
（一楽真）
仏法が分かるということは
いままで当たり前にしていたことが
ひじょうにありがたいことになるということ
（米沢英雄）
いままで当たり前にしていたことが
ひじょうにありがたいことになるということ
（米沢英雄）
拝まないときも 拝まれている
子どもが親の願いの中で
生きているように
（東井義雄）
子どもが親の願いの中で
生きているように
（東井義雄）
水はつかめません すくうもの
心はつかめません 汲みとるもの
（東井義雄）
心はつかめません 汲みとるもの
（東井義雄）
ここに居て喜べず
ずい分よそを捜したが
ここをはなれて
喜びはどこにもなかった
（浅田正作）
ずい分よそを捜したが
ここをはなれて
喜びはどこにもなかった
（浅田正作）
この古い畳の上で
しずかに いのちのながれに
心耳をすまし
ここが私の
一ばんだいじな棲処としり
（榎本栄一）
しずかに いのちのながれに
心耳をすまし
ここが私の
一ばんだいじな棲処としり
（榎本栄一）
その人を失った悲しみの深さは
生前にその人から
わが身が受けていた贈り物の大きさであった
（宮城顕）
生前にその人から
わが身が受けていた贈り物の大きさであった
（宮城顕）
人生一生
酒一升
あるかと思えばもう空か
（酒井義一）
酒一升
あるかと思えばもう空か
（酒井義一）
あなたがどれほど
人生に絶望しても
人生があなたに絶望することは決してありません
（ヴィクトール・フランクル）
人生に絶望しても
人生があなたに絶望することは決してありません
（ヴィクトール・フランクル）
人生に失敗がないと
人生を失敗する。
（斎藤茂太）
人生を失敗する。
（斎藤茂太）
おまえさんな
いま一体何が一番欲しい
あれもこれもじゃだめだよ
いのちがけでほしいものを
ただ一ツに的をしぼって言ってみな
（相田みつを）
いま一体何が一番欲しい
あれもこれもじゃだめだよ
いのちがけでほしいものを
ただ一ツに的をしぼって言ってみな
（相田みつを）
100点は無理かもしれん。
でもMAXなら出せるやろ。
（松本人志）
でもMAXなら出せるやろ。
（松本人志）
見て見ぬふりできないのが人間。
人のために灯りを灯せば自分の前も明るくなります。
人のためにしたことは、自分に返ってくるということです。
（黒柳徹子）
人のために灯りを灯せば自分の前も明るくなります。
人のためにしたことは、自分に返ってくるということです。
（黒柳徹子）
今こうして不思議にも
生きているということは
やがて死ぬ生命をかかえているということ
生きているということは
やがて死ぬ生命をかかえているということ
捨てきれぬ
荷物の重き
前うしろ
（種田山頭火）
米を育てるなら
一年先をみて作れ。
木を育てるなら
十年先をみて植えよ。
人を育てるなら
百年先をみて養い育てよ
一年先をみて作れ。
木を育てるなら
十年先をみて植えよ。
人を育てるなら
百年先をみて養い育てよ
（広瀬淡窓）
南無阿弥陀佛のいのちが、
大地いっぱいに流れている。
（鈴木章子）
大地いっぱいに流れている。
（鈴木章子）
口癖に
忙しいとのみぞ
あけくれの
こころにひびく
なにひとつなく
（吉野秀雄）
忙しいとのみぞ
あけくれの
こころにひびく
なにひとつなく
（吉野秀雄）
仏法を聞くということは、
世間の常識をかなぐり捨てることです。
（蓬茨祖運）
世間の常識をかなぐり捨てることです。
（蓬茨祖運）
あなたはまじめですが、
本当の誠実とはどういうことかをたずねてください。
（五辻文昭）
本当の誠実とはどういうことかをたずねてください。
（五辻文昭）
ご法事は、ご先祖さまを喜ばすために勤めるんじゃないぞ。
私が喜ばせていただくために勤めさせていただくんじゃぞ。
だから、大変やけど勤めにゃならん。
（あるご門徒のおばあちゃん）
私が喜ばせていただくために勤めさせていただくんじゃぞ。
だから、大変やけど勤めにゃならん。
（あるご門徒のおばあちゃん）
善人は 暗い人
悪人は 明るい人
（曽我量深）
悪人は 明るい人
（曽我量深）
現代人は、善人ばかりである。
他を平気でこきおろせるのは、
善人意識でなければできない芸当だ。
（金子大榮）
他を平気でこきおろせるのは、
善人意識でなければできない芸当だ。
（金子大榮）
悪人意識とは、善を行じたくても行じえない、
我が身の底に巣喰う悪への悲嘆である。
（金子大榮）
我が身の底に巣喰う悪への悲嘆である。
（金子大榮）
今日の日本には、
家庭にも町にも、否、国を挙げて、
先生はおるけれども、生徒はひとりもいない。
ひとりの生徒もおらぬ我が国の人びとは、
お互いに嘲笑しあって、相互に顔を洗うことを忘れている。
（高光大船）
家庭にも町にも、否、国を挙げて、
先生はおるけれども、生徒はひとりもいない。
ひとりの生徒もおらぬ我が国の人びとは、
お互いに嘲笑しあって、相互に顔を洗うことを忘れている。
（高光大船）
他人の短所は 見ようとせんでも 見えるのに
自分の短所は ここにあるのに 見えんもの
自分の短所は ここにあるのに 見えんもの
やどかりが
自分の殻を 自分だと言ったら おかしいだろう
私は
私は
自分の殻を 自分だと思っている
（浅田正作）
（浅田正作）
いつまでも 生きていて当然と
思い上がっていると
一日一日が引き算の生活になる
思い上がっていると
一日一日が引き算の生活になる
いのちより大事な
価値あるものを宗教と言う
（田中雅博）
はだかにて
生まれてきたに
何不足
（小林一茶）
生まれてきたに
何不足
（小林一茶）
その人を憶いて われは生き
その人を忘れて われは迷う
（金子大榮）
その人を忘れて われは迷う
（金子大榮）
念仏するは、
仏恩の御ことを、
聖人の御前にてよろこびもうすこころなり
（『蓮如上人御一代聞書』）
仏恩の御ことを、
聖人の御前にてよろこびもうすこころなり
（『蓮如上人御一代聞書』）
がんになるまで
生かさせていただいた
ありがたいことです
（岩佐幾代）
生かさせていただいた
ありがたいことです
（岩佐幾代）
薫風も 佛の風と 僧の言ふ
（崎多瑠子）
（崎多瑠子）
