学習会など

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彰元さんのつどい

2018年度 大垣教区主催

彰元さんのつどい

 

<開催趣旨>

 映画監督の伊丹万作は、敗戦の翌年に『映画春秋 創刊号』の中で次のように述べています。「だますものだけでは戦争は起らない。だますものとだまされるものがそろわなければ戦争は起らないということになると、戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考えるほかはないのである。」と、次いで「あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるよになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。」と喝破しました。

 そういう意味からすると竹中彰元師は、戦時下、自身を「だまされるもの」と自覚し、その責任を痛感したといえます。その具体的な発露が、二度にわたる「戦争は罪悪である」という反戦発言であったのです。では、その「だまされるもの」の自覚は一体どこから生まれたのでしょう?日本中が正義の戦争を宣伝し、疑うことを許さない社会で、「だまされるもの」の自覚を個人的思想で覚醒することは極めて困難であります。しかし竹中師は、若き頃よりコツコツと真摯に親鸞聖人の教えに学ばれました。その教えによって、機、熟して呼び覚まされたに他ならないのでありましょう。

 それでは混沌とした現代に生きる私たちは、戦前の人たちを「だまされたもの」と批判できるのでしょうか。実は、戦前の人たち以上に私たちは、「無気力、無自覚、無反省、無責任」なのではないでしょうか。与えられた民主主義の中で、戦時下のような沖縄を傍観し、着々と米軍一体の有事法制を整える現政権を無批判に肯定していく私たちの姿は、竹中師にどう写るのでしょう。この度の竹中師の命日にちなみ開催する「彰元さんのつどい」をご縁にして、一緒に、現在を生きる私たちのあり方を考えましょう。そして彰元さんの叫びに耳を傾けましょう。

佐竹哲

 

日時:2018年10月22日(月) 午後1時30分より

 

会場:明泉寺 岐阜県不破郡垂井町岩手631 (0584-22-1445)

   *明泉寺へは、岩手小学校や、竹中半兵衛陣屋跡を目印にお越し下さい。

   *駐車場は 竹中半兵衛陣屋跡前の駐車場をご利用下さい

   *タクシーをご利用の場合、JR東海道線垂井駅で下車下さい。

    (駅より15分ほどかかります)

 

 

日程:午後1時30分から午後4時終了予定

 

講演:奥間政則 氏(沖縄県大宜味村在住・一級土木施工管理技士)

*開会に「私の子どもたち」、閉会に「反戦僧侶」(両曲共に作詞笠木透)を全員で合唱します

 

参加費:入場無料です、どなたさまもご自由にお参りください

 

問い合わせ:真宗大谷派大垣教務所 大垣市伝馬町11 (0584-78-3363)

 
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<<真宗大谷派大垣教務所>> 〒503-0897 岐阜県大垣市伝馬町11 TEL:0584-78-3363